• Naoki.

初熱。

君が初めて熱を知った。


言葉が色を持ち

夜を熱く染め

それが自分なのだと自覚した君は

今夜ばかりは恥ずかしがる余裕もなく




蕾だった花が開きそうで

それは

自分の内側に蜜があることを知る瞬間


開きだす花弁

色を強め

香りを立たせ

艶を帯びる


そんな君を感じながら

僕は

言葉にならない言葉を吐いた




どうしようもない気持ちは

行き場に迷い一層熱くさせ

いよいよ言葉では足らなくなる





今夜

君は何かが変わった


きっと

もう

昨日の君には戻れない


でも

それが素敵







嗚呼

こんな夜に

これ以上何を綴ろう。。




Naoki.