• Naoki.

その先に――。

最終更新: 2020年5月20日

僕にとって

服とは何か。


特に考えたこともない。


考えたこともないから、

言葉を選んで並べてみようとも思わない。


だけど

昔から服は最も身近なものとしてそこにあって

僕が意識的に選び続けたものだった。


そして服を選ぶ意識の先に

向かう場所があり

出会う人がいた。




大昔

服は階級社会の中でその立ち位置を知らせる象徴だったわけだけど。

僕は

その階級社会に楯突こうとも思わないし

他者との間に意図的に差別化をはかったり

虚勢や意地で服を着るものではないと思っている。


どんなに時代が変わろうとも

服が他者に与える「イメージ」というものは確実にあって

同時に

望めばキングにだってナイトにだってなれる時代だからこそ

着る人の意識が服と混ざり

「イメージ」は

より多くの情報を含むものとなる。



君は

どんな意識を持ち

何になりたいのだろう。

どんな人に会いたいのだろう。

どこに立ちたいのだろう。

そこからは

どんな景色が見えるんだろう。




僕が単に自分で着たい服を作りたいならば

世間に公表することもない。


服はまるで刀のようで

使う人によって用途が変わり

或いは意味を持たなかったりする。

そんな服の

秘め持つ力を知っているからこそ

服に着られることなく服を着る

そんな人間を見ていたい。



つまりは「かっこいい」のその先――。


ナチュラルに

眩しく笑う君であってほしい。


Naoki.