• Naoki.

濃く香らせた時間、しっとり蒸らして。

濃いめのラテが香る

昼下がりに

ミッドナイトジャズ。


レースのカーテンの網目から差す

穏やかに揺れて

過ぎた時間の余韻。


高くなりすぎた温度の分だけ

ぐっと

時間を置いて

長く蒸らす

僕のやり方。


こっちを覗く君の言葉

その心

分かっていて

ほんの少し遠ざかる。

無口な視線を君に残したまま。



冷たい空気さえ

何かがほんのり違う

それを感じて浸る

この「間」のあいだに。


そして

君の

波のような感情を

少し

感じようとしてみたり。




月が欠けていって―――。


二人の

時の歯車が噛み合う頃に

僕らはまた

近付く。


その時

君が見る僕の顔は

どんな顔だろう。


きっと初めまして。


君は

戸惑い揺れても

きっと一歩くる。


次は

どこへ行こう?

そして

どんな気持ちを

聞かせてくれるのかな。



Naoki.