• Naoki.

君の言う「不思議」。

いつも

言葉にしてきたのに


どんな気持ちも

言葉にできていたのに


君に出会って

言葉が難しくなった。




随分沢山を感じてきたと思っていたのに


欲しい感覚は

もう手に入らないと思っていたのに


突然

まるで真夏に雪が降るかのように

奇跡が訪れた


奇跡なんて

想像もしていなかったのに。







君が

僕と交わす時間に感じる世界は

まるで森のようだと言った


少し怖くて

だけど

不思議で

綺麗なんだと


だから

それはどんな色をして

どんな雰囲気の森なのかを聞いた


君が伝えてくれた森


それは


その森は


僕だね




君は

僕の中に入ってこようとしていて

だけど未知な世界だから

少し怖くて

だけど

入口まで来てるんだね。





筆をとった


絵なら

僕という森に

君の熱を確かに入れ込むことができる




言葉を超えて

思いを筆にのせて

色で熱を飛び散らせて

きっと

こうやって

幾つも幾重にも刻んでいく


君の心を

その揺らぎを

その戸惑いを受け取って描く


僕の心を

このうねりを

言葉にならない色彩で描く




僕は

絵描きでよかったな。。


本当にそう思うよ。







Naoki.